足の悪い方、介護をしている方必見! 靴底に異変!! 靴底チェックの大切さをお伝えします

はじめに

靴というものは当たり前に履いているものだと思います。でも時には靴を確認してあげないと取返しのつかないことになる場合があります。今回はその一例をあげ、靴のケア・人のケアにもつながる靴修理をご案内させていただきます。

写真① (見た目にはわからない)

これは上から見た写真になりますが、普通の靴のように見えます。ご高齢の使用者で、もうこの靴しか履いていないので修理したいと息子さんがお持ちになられた靴です。よく見てみると、右足が傾いていますね。

写真② (靴底を覗いてみましょう)

靴が傾いているのを「あれっ」と思ったら、靴を実際に持って確認してみましょう

!!!

衝撃の穴あきです

このような状態になるまで気づかずに履いておられた、もしくは買い替えたり・修理することが考えられなかったのだと思います

老化ともに筋力が落ち、足の形が広がり、通常の靴では入らなくなることが多いです
おそらく足が悪く引きずって歩いているのだと予想されます
特別にそういう方向けのふんわり大きな靴を製作しているメーカーさんのお靴だと思います

お身体が悪くなると靴のケアや買い替えも億劫になり、このような状態になるまで履いている方がいらっしゃいます

高齢の方は自分のことを後回しにする方も多く、ご家族や関係の方はたまにお靴も見ていただけたらと思います

修理してみましょう!

やぶれている部分を革で継ぎ足し補強を行い、新しい靴底を作りこみました。

靴底は足が上がらないことを見越して、固く重たいゴム素材より軽いスポンジ材で構成しました。
何より、すり足で内側だけすり減った靴の傾きを調整することで、歩行の問題を軽減することができます。

お伝えしたいこと

特に高齢で、一人暮らしの方は自分の靴のケアが億劫になっている印象です。穴があいていることも気づいていない方もいらっしゃいます。ご自身の注意もそうですが、周りの方もたまに見てあげて、皆で支えていけたらと思います。

靴を買い替えるのも一つですし、修理を検討している方は当店の利用を検討いただければと思います。精神誠意、修理をお受けさせていただきます。

まとめ

もうこの靴しか履くことができないそうですので徹底的に修理させていただきました。
綺麗になったと非常に喜んでいただき、私としてもお手伝いすることができたことで嬉しい思いです。
じいちゃんばあちゃん大好きな私としては気合の入る修理でした。

このような状態からでも修理できる場合がありますので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

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