レッドウイング靴のオールソール修理術!本格カスタム・機能性向上の方法を徹底解説!

はじめに

このブログでは、靴修理に焦点を当て、特にレッドウイングの靴のオールソールについて詳しく解説をします。靴修理はデザイン性だけでなく、機能性の面からも大変重要であり、そのために適切な修理方法と素材を選ぶことが必要です。信頼性の高い技術であるオールソールを紹介し、その方法と手順について説明します。さらに、カスタムべースに最適なベックマンの靴や、vibramのソール交換価格についても触れます。興味深い情報がたくさん詰まったブログになっていますので、最後までお楽しみください。

オールソールとは

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オールソールは、靴底全体を新しい素材で作り替える修理方法のことです。オールソールは一般的にはハイエンドの靴やブーツに対して施されることが多く、特にレッドウイングの靴においてはオールソールが一般的です。靴の耐久性やデザイン性を高めるためには、オールソールが最適な修理方法とされています。

オールソールの修理方法

オールソールの修理方法は以下のような手順で行われます。まず、靴の全体の問題点を診断し、全体のバランスを確認します。そしてアウトソールとヒールを丁寧に剥がし、インソールも傷つけないように剥がします。コルクが中に入っているので無駄な部分はしっかりと除去します。

次から組み立て作業に入ります。まずはコルクを靴の状態に合わせて取り付けます。基本的にはコルクシート材を使用しますが、練りコルクを使用する場合もあります。コルクを取り付けたら余分な部分を削り理想の形に作ります。コルクを削るといっても単純な作業に聞こえますが、コルクの形で靴の仕上がりの形が決まるのである意味一番気を遣う部分です。コルクの形は作業者ごとにこだわりがあると思いますが、私はある程度の丸みを考えたうえで、中央に平坦部分を作り、足を付けたときに安定感が出るように作ります。

ここから底材の取り付けに入ります。カスタムする場合はこの部分から変わってきます。レザーソールを選ぶのか、中底+ビブラム4014ソールなど様々なものが選べます。ここで難しいのは、靴底のデザインを損なわないように左右均等に貼ることです。カスタムなどは無理やりサイズを合わせるときもあるので、ロゴやパターンが少し寄ってしまう場合もあります。なるべくきれいなデザインになるようにとても気を遣う部分です。

かかと部分も含めすべての取り付けたあと、コバと言われる部分の仕上げを行います。ウエルトからはみ出た余分な部分を切り取り、フィニッシャーと呼ばれる機械で削り、形を整えていきます。コバの色やかがやきはデザインによって変えています。ワークブーツにぴかぴかのコバにしたりは希望がない限りしません。粗い、細かいペーパーを選び、染料なども変え、なるべくデザインに合うように仕上げます。デザインを考えずに一辺倒の仕上げは好ましくないと考えています。

最後にアッパー部分の仕上げをして完了です。わかりやすいように細かい手順は変えていますが、大まかな流れは上記のようになります。修理屋さんによってさまざまな違いが出ると思うので、自分の信頼できる修理やさんが見つかるとよいですね。

オールソールの費用

オールソールの修理費用は、ソールの種類や使用する素材によって異なりますが、一般的には1万円から数万円が相場とされています。しかし、高い費用がかかることを考慮しても、オールソールはその耐久性やデザイン性を向上させる効果があるため、多くの人々がオールソール修理を選んでいます。また、オールソールを施した後は、定期的なメンテナンスを行うことでさらに靴の寿命を延ばすことができます。

レッドウイングの種類とオールソール適用例

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レッドウイングの靴には様々な種類が存在し、オールソールが最適な修理方法とされています。ここでは、代表的なレッドウイングの靴におけるオールソール適用例を紹介します。これらの適用例を参考に、あなたの靴修理のイメージを膨らませてみてください。

ポストマン

ポストマンは、クッションソールが特徴的なレッドウイングの定番モデルです。ポストマンに対するオールソール修理では、ビブラム♯1002ソールの交換が一般的に行われます。クッションソールの交換費用は11000円からとなっており、2週間~4週間程度の納期が見込まれています。この修理によって、履き心地を向上させることができます。

また、ポストマンにはビブラム#2021ソールが適用されることもあります。ミッドソールの交換も一緒にすることにより、より一層長持ちする靴になります。カラーは黒、茶、ベージュが選べますので、お好みに合わせた修理が可能です。

アイリッシュセッター

アイリッシュセッターは、レッドウイングの象徴的なモデルの一つで、オールソールがよく施されます。標準のオールソール修理では、ビブラム♯4014ソールの交換が一般的に行われます。価格は11,000円~となっており、早い場合は1週間程度で修理が完了します。

アイリッシュセッターは象徴的なモデルのため、色々なカスタムがされています。インターネットで検索して自分に合うイメージを探すのも面白いでしょう。個人的にはかかと(ヒール)をつけるか、つけないかが大きな違いとなります。かかとをつけることでフォーマル寄りになり少しカチっとした印象が得られるでしょう。

ベックマン

レッドウイングの靴の中でもカスタムベースに最適なのがベックマンです。ベックマンのオールソール修理では、レザーソール+ハーフラバーの交換が行われます。

レザーの上にゴムを貼ることで耐久力とグリップ力を発揮します。本底を貼った際に出し抜いをかけますが、
・ゴムごと縫う
・ゴムの下に縫う
か選べることができます。当店ではゴムの下に縫うことを推奨しており、それは交換が安価で容易になるからです。長く履くお靴なので修理のしやすさは重要なポイントです。逆にゴムごと縫う場合には絶対に剥がれないという利点もあります。

まとめ

このブログでは、靴修理に関して、特にレッドウイングの靴に適したオールソールの修理方法について詳細に解説しました。オールソールは、靴のデザイン性と機能性を向上させる効果があり、多くの人々に愛されている修理方法です。また、レッドウイングの靴には様々な種類があり、それぞれに適したオールソールの適用例が存在します。これらの情報を参考に、あなたの靴修理のプロセスを決定することができるでしょう。靴修理は靴の寿命を延ばし、快適な履き心地を保つために非常に重要な作業ですので、ぜひ検討してみてください。

よくある質問

Q: 靴修理の費用はどれくらいですか?

A: オールソールの修理費用は一般的に1万円から数万円程度です。

Q: オールソールはどのような修理方法ですか?

A: オールソールは靴底全体を新しい素材で作り替える修理方法で、靴の形状を矯正し耐久性やデザイン性を向上させます。

Q: オールソールの適用例はありますか?

A: レッドウイングの靴では、ポストマンやアイリッシュセッター、ベックマンなどがオールソールの適用例です。

Q: オールソールの修理期間はどれくらいですか?

A: 一般的にオールソールの修理期間は1ヶ月程度です。

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