スーツケースのキャスター修理！危ない修理事例とDIYを行う人への注意点

はじめに

スーツケースのキャスター交換修理の件数が増えてきています。依頼が増えてきているおかげで在庫の量も潤沢に増やすことができ、急ぎの対応もできるようになってきました。ありがとうございます。今回、修理をしていて初めての出来事がありましたので少し記事にしたいと思いました。簡単な記事ですが、修理を依頼する方も、自分で修理しようと思っている方も参考になるのでぜひご覧ください。

駄目な修理を発見しました

お客様より「スーツケースの修理をお願いします」と見てみて驚きました
昔の修理屋さんはこんな感じで修理していたのか
４つのキャスターのうち、２つだけ修理がされていました

見た目にびっくり

プラスネジで止めてるのはいいけど、ナットがめっちゃ飛び出してます！
使用上問題はないので、いいとは思いますがあまり見た目はよくないですね

動作的な問題

いくらなんでも隙間多すぎでしょ！？
これはさすがに動きにも支障が出るし、変な挙動が出ると消耗も早くなりそう

さらに、ナットを外してみるとネジの径小さいため隙間大きい。。。。
ガタガタしています、怖すぎでしょう

お客様に聞いてみると修理屋さんに頼んだそうな、、、
DIYを行う方も隙間は少なくするように気を付けましょう！

やっぱり4つ交換がいいみたい

お客様のなかにはオススメしても消費を抑えるために、２つだけ、１つだけ交換する方をいらっしゃいます
しかし、やはり劣化の進んだキャスターは４つ同時に変えるべきでした
残りの二つが劣化で白くなり、でこぼこになっています

でも今回はこれのおかげで、危ない修理をした二つのキャスターも発見することができましたので結果オーライ

修理は隙間を適切に

修理の終えたキャスターです
４つともきれいに回転しています
もちろん隙間も適切にしています

ベアリングの有無にも関わりますが
隙間は大きすぎても、少なすぎてもよくありません
プロの修理屋さんで頼むメリットは、ネジの長さの微調整加工や幅の調整を行ってくれることです
DIYでは工具や、部材やないため、難しくなってくるところです
運よくピッタリサイズを見つけたら最高ですね！

まとめ

DIYを行う方への注意点

・隙間に注意！（動作にも影響がでます）
・交換するなら４つとも行う（さぼらない、ケチらない）
・適切な部材を選びましょう（面倒な加工はなるべく少なく）

修理屋さんに頼むと上記のリスクなく交換ができますよ！安心かと思います。
昔の修理屋さんの作業（それかDIY？？）にも驚きの一日でしたが、楽しい発見でした
スーツケースのキャスター交換随時受付中です！ご依頼はa little bit まで！

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