グッチ（ＧＵＣＣＩ）バッグの内側がボロボロ！？交換してリフレッシュしましょう

はじめに

ファッションの世界で指折りのブランド、グッチ。そのハンドバッグは上質な素材と洗練されたデザインで多くの女性を魅了してきました。しかし、長年の使用によって、バッグの内側の素材が劣化してしまうことも珍しくありません。そこで今回は、グッチのバッグの内張り交換について詳しく解説していきます。内張りの交換は、愛着のあるバッグを長く大切に使い続けるための有効な手段です。

合皮の劣化とその原因

合皮は合成皮革とも呼ばれ、ポリウレタンやポリ塩化ビニルなどの化学繊維を主材料として作られています。この素材は耐久性に優れ、手入れも簡単なメリットがある一方で、紫外線や水分によって加水分解が進行し、ベタつきやひび割れなどのトラブルが発生しがちです。また、長年の使用によるすれや圧力も劣化の一因となります。

グッチのバッグの内張りに使われている合皮も例外ではありません。特に湿気の多い場所での保管や、雨に濡れるなどの水分被害は要注意です。合皮は水分を吸収しやすく、中の芯材まで影響を及ぼすリスクがあるからです。

バッグの内張りは使用頻度が高く、摩擦や汚れにさらされやすい部分です。特に合成皮革の内張りは、加水分解による劣化が起こりやすく、ベタベタしたり、ひび割れが入ったりする可能性があります。また、湿気やカビの発生も内張りの劣化を引き起こす大きな要因となります。このような状況では、内張りを新しいものに交換することで、バッグの機能と美しさを取り戻すことができるのです。

内張り素材の選定

従来の合皮で交換すれば、再び同じような劣化トラブルに見舞われる可能性が高くなります。そこで専門店では、より高品質で耐久性のある素材を使用することが一般的です。代表的なのがシャンタン生地で、光沢感があり、通気性と耐久性に優れた特徴があります。

内張り製作と組み立て

まず既存の内張りを丁寧に取り外し、カビなどの汚れを除去します。次に、新しい生地を型紙に合わせてカットし、内張りとして製作していきます。グッチのロゴマークの位置や、ファスナーの取り付け部分など、細部まで再現する必要があります。

そして最後に、本体のバッグと新しい内張りを1つに組み立てていきます。ミシン縫いと手縫いを使い分け、バッグの形状に合わせて巧みに仕上げられます。オリジナルのファスナーや金具類も、可能な限り再利用されるのが一般的です。

まとめ

長年愛用してきたグッチのバッグの内張りが劣化してしまっても、諦める必要はありません。内張りを交換することで、バッグの美しさと機能性を取り戻すことができるのです。経験豊富な職人による、丁寧な修理が期待できる専門店も多数あり、全国から依頼を受け付けているところが多いのが魅力です。

内張り交換には一定の費用がかかりますが、外側の状態が良ければ納得の価格で修理を受けられます。高品質な素材の使用や、オリジナルの要素を最大限残すなど、こだわりも期待できるでしょう。気に入ったバッグと長く付き合えるよう、こうしたサービスを活用するのもひとつの選択肢です。愛着のあるグッチのバッグと、これからの日々を歩んでいきましょう。

※「a little bit」は美容院「ekubo.」と併設しております。
カットやカラー中に合鍵を作ったりお気に入りの靴の修理もさせていただけます。

美容院
＠ekubo_neyagawa

合鍵と靴修理のお店　「a little bit」
大阪府寝屋川市日之出町5-5
寝屋川市駅より徒歩4分