パラブーツ愛好家のためのソール交換ガイド【選び方から修理まで完全分解】

はじめに

パラブーツは、フランスの老舗シューズブランドとして知られています。高級革靴の代名詞ともいえる存在で、品質と耐久性に優れた一生もの靴を提供してきました。しかし長年の愛用で、いずれは靴底の交換が必要になってきます。本日は、パラブーツのソール交換に関する様々な側面を詳しく解説していきます。

交換前のソールの状態

パラブーツでは、オリジナルのラバーソールを使用しており、高い耐久性が魅力です。ただし、履き込む過程で徐々に減っていきます。そこで、新品に生まれ変わらせるために、オールソール交換が行われます。

ソールの劣化でひび割れが起きています

オリジナルソール


(パラテックソール)

パラブーツのオリジナルソールは、以下の5種類があります。

  • パラテックソール
  • ビブラムEVAソール
  • 登山ユニットソール
  • ビブラムトレントソール
  • リッジウェイソール

リッジウェイソールソール

ダイナイトで有名なHARBORO社が手掛ける英国製リッジウェイソールです。波型の突出したデザインが特徴のソールです。デザインも良く特にグリップも聞きやすいです。雨の多い日本にもぴったりなソールです。雨に強いといわれるのルウィージャン製法にもよく合います。

ソール交換の流れ

    

    

    

    

パラブーツのソールはいいですね。コルクがいらない、クッションの効きそうな立体デザインになっているため、コルクを入れる手間と材料費が削減されています。クッション性も足なじみも良いのであれば生産性も良さが光ります!

完成!

修理のビフォーアフター

ソールを交換することで新品のように履きなおすことができますね!

メーカー直営の修理工房

フランス本国にあるパラブーツの修理工房は、熟練の職人が細部にまでこだわりを持って修理を行っています。純正部材を使用することで、本来の履き心地を保ちながらリペアできるのが大きな強みです。修理完了後は「Paraboot ARCHIVES」のロゴ入りインソールを使い、"完璧"な仕上がりを証明しています。

また、この本国工房では、ミッドソールやライニングの交換など、さまざまな部位の修理を行うことができます。

まとめ

パラブーツのソール交換は、愛用する皆さんにとって避けて通れない大切な作業です。オリジナルのラバーソールから変更したカスタムソールまで、様々な選択肢があります。 価格と修理期間を踏まえ、計画的にソール交換を行うことをおすすめします。併せて、ウェルトやアッパーの補修、定期的なお手入れも欠かさずに。そうすれば、きっと大切な一足がさらに長く愛用できるはずです。パラブーツの魅力に改めて触れ、末永く素晴らしい靴生活を楽しんでいただければと思います。

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